今回は先日上陸の台風19号で、去年に続きまた台風被害にあってしまったお話です。
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もうホントに困りものです。
去年の台風24号のときは、首都圏にこれほど強力な台風がくることは今後しばらくないだろうと言われていたたった一年後です。
しかも15号と合わせ2回も・・・
そろそろ真剣に現代科学や技術を駆使して台風が発生しないようにしたり、発生しても破壊したり、方向を意図的にそらすような方法を開発してほしいものです。
雨漏り被害は保険適用が難しい

今回はどんな被害を被ったかというと、賃貸戸建の“雨漏り”です。
雨漏りって建物にとって非常に厄介なんです。
今回はこの憎き“雨漏り”の嫌なところを紹介したいと思います。
基本的に保険が適用外
台風被害なので、一見火災保険が適用されそうな気がします。
もちろん強風で屋根が吹っ飛んでとか、外壁が吹っ飛んでそこから雨水が侵入して被害を被ったっていうなら適用されます。
ただしそのような目立った外傷がなく雨漏りした場合は原因がわからないため保険が適用されなくなってしまいます。
雨水侵入箇所の特定は難しい
例えば屋根のかわらが吹っ飛んでそこから侵入したっていうなら一目瞭然なのですが、なにも外傷がない場合は雨漏り箇所の特定は難しいです。
外壁のクラック部分から?
屋根のどこかが破損してる?
防水層の劣化部分から?
外壁シールの劣化部分から?
などなど色々考えられ、また雨漏り付近からだけじゃなく遠い箇所から雨水が伝わってくる場合もあるからです。
雨漏りに伴う工事は現金が一挙に飛ぶ

結局直接的な原因が特定できない場合、可能性がある箇所をすべてつぶしていかなくてはなりません。
また、雨漏りによって内装にも被害が及んだ場合それらの修繕もしなくてはならなくなります。
ちなみに今回のわたくしの場合は、、、
雨漏り箇所の修繕費用
約83万円(税抜)
・外壁クラックの補修
・ベランダ笠木交換(手すり縁部分)
・ベランダ上裏部交換(ベランダの下面)
・ベランダ床防水の更新
・外壁塗装
・足場
雨漏れ被害部屋の修繕費用
約40万円(税抜)
・天井被害部分補修
・断熱材部分交換
・天井全面ベニア貼り
・壁全面ベニア貼り
・天井・壁 全面クロス貼り
・畳全交換(8畳)
ざっとこんな感じです。
保険が使えないのでせっかく貯まったキャッシュフローが一気に飛ぶ感じです。
結局のところ入居者さんは、これが原因かは分かりませんが工事を前に退去してしまいました。
この後は雨が降っても雨漏りすることはなかったです。
まとめ
かつてのように猛烈台風が首都圏を襲うことなんてめったににないのであれば、もう少し簡単かつ範囲の狭い工事でもよかったかもしれません。
でもこの調子で毎年のように今回規模の台風が直撃することを考えると徹底的に工事をして原因をつぶすしかありません。
どうせ雨漏りするなら外傷なく発生するのではなく、ちょっと不謹慎ですがどこか壊れて雨漏りしてくれればいいのにと思ってしまいます。
そうすれば保険金で直せるのにって・・・
そう思ってしまう程、雨漏りって厄介な問題なのです。
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