今回は空室のリフォーム工事(主に設備)をホームセンターで依頼みた内容を紹介したいと思います。
・本当に工事なんてやってくれるの?
・費用は高い?
・施工品質は大丈夫?
そんな疑問にお答えします。
結論から申し上げますと、ホームセンターにはお抱えの工事業者もいますし費用も品質も問題なく対応してくれます。
ただしお店で購入した設備の取付工事のみ対応してくれます(まぁ当然ですね)。
ホームセンターによる工事のメリット・デメリット

・安い(普通に管理会社へ依頼するより安い)
・工事費用も製品と一緒に表記されていて予算計画を立てやすい
・支払いが手軽で簡単(通常の買い物と一緒)
・自分で実際に見たり触ったりして製品を選べる
・どこにでもある(物件近くにもだいたいある)
・手抜き工事など品質面の心配がない(お店の看板背負ってるので)
・工事が可能なのはお店の購入品のみ
・部屋の鍵の開閉や工事の立会いが必要
デメリットも大したことはなく強いてあげれば、部屋の鍵の開け閉めや工事の立会いが必要だったりする点です。
普段お願いしている管理会社への発注のように完全にお任せというわけにはいきません。
和室内照明器具の交換
照明器具 交換前

生活感丸出しです。
ひもが長いので寝ながらON/OFFをしたかったのでしょうか・・・
これで募集をしようなんて思ってた管理会社(わたくしも)は考えものです。
内見あるがなかなか決まらない部屋は一度自分の目で確かめてみる必要ありです。
照明器具 交換後

交換後です。
和式ですがLEDだし今風ですね。
天井面との接続部分に昭和っぽさがなくなりました。
・機器費:5,990円
・工事費:3,000円
とにかく新たな入居者を募集する部屋は前の入居者の残した生活感を残してはダメなんです!
住宅用火災警報器の新規取付
ダイニングキッチン

和室

・機器費:3,490円
・工事費: 0円(サービス)
住宅用火災警報器はパナソニック製が薄型でデザインもよく、安いので超おすすめです。
今回は標準品を選びましたがこの製品は和室用で木目調のものもあります。

洋式トイレ温水便座の新規取付
温水便座 取付前

便座とそのフタがめちゃくちゃ黄ばんでますね。
この黄ばみが生活感を目立たせる原因にもなります。
温水便座 取付後

交換後です。
すごくきれいですね。
“トイレがきれいなお店は良いお店 ”は、賃貸物件でも一緒です。
・機器費:14,900円
・工事費: 8,000円
浴室用水栓およびシャワーヘッドの交換
水栓・シャワーヘッド交換前

水栓・シャワーヘッド交換後

混合栓にしました。
言い過ぎかもしれませんが高級ホテルみたいですね・・・
・機器費:25,900円(水栓)
3,490円(シャワーヘッド)
・工事費: 8,000円
混合栓にシャワーホースとシャワーヘッドは付属していましたが、シャワーヘッドはステンレスっぽいシルバー色のものにしました。
シルバー色へのシャワーヘッドは高級感が増し、費用対効果の高い美観向上アイテムです。

脱衣室内 洗面化粧台の交換
洗面化粧台 交換前

ここもだいぶ黄ばみが目立ちますね・・・
洗面化粧台 交換後

やっぱり黄ばみがなくなるだけでだいぶ印象が変わります。
・機器費:29,900円
・工事費:18,000円
・処分費:3,000円
まとめ
このような物件価値を上げる目的の設備リフォームは、退居があった度に毎回するようなことではないと思います。
いくらホームセンターが安いからといってなんでもかんでも交換してたら費用もかさんでしまうので。
内見はあるようだがなかなか空室が埋まらないなぁ・・・って感じたとき、“家賃を下げる前にやるべきこと”という位置づけでよいです。
場合によっては単なる原状回復工事やクリーニングだけの段階で申し込みが入る場合もあるからです。
なので空室期間が気になる部屋を見に行ったとき「これはすぐ交換した方がいいかな・・・」ってところが見つかった場合、物件近くのホームセンターや量販店を利用するってのは効率的な選択肢だなぁって思いました。
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