今回は木造家屋を所有してる人なら一度は考えたことがあるシロアリの対策についてです。
実際に被害にあった人、被害にあってるどうかも分からない人、点検を検討中の人、いろいろいると思います。
・そもそも住宅の床に点検口がない
・床下に人が入れるスペースがない
・家の中に業者さんを入れたくない
など、そんな悩みにお答えします。
この記事を読むことで、床下に潜らなくても済むシロアリ駆除・予防方法を学ぶことができます。
わたくしが所有するアパートでシロアリが発生したときに実施した施工方法です。
実体験にもとづく内容ですので是非ご参考いただければと思います。

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アジェンダ施工(外周施工)の概要
今回、数ある駆除工法の中で選んだのは、“アジェンダ施工”というものです。
概要は以下となります。

<アジェンダ施工概要>
日本ではかなり新しい工法らしく建物の外周に約30cm間隔で小さな穴を開け、薬剤を注入し薬剤に接触したシロアリから他のシロアリに次々と伝番させ(グルーミングと呼ばれる接触し合う習性により)巣ごと根絶させる工法。
・薬剤による入居者への影響がない
・床下に潜れない建物でも施工可能
・巣ごとの根絶が期待できる
・薬剤の持続性に優れ5年程度の保証書がもらえる
・即効性がない
・日本での実績がかなり浅く高価である
・外周に穴を開ける際、配管などの埋設物に注意が必要
このアジェンダ施工を取り扱っているかどうかは、直接業者に問い合わせしないと分からないことが多いため、気になる方は是非確認してみてください。
アジェンダ施工を選んだ理由
今回、数ある駆除・防除工法の中でなぜアジェンダ施工を選んだか・・・ですが、結構色々悩みました。
なので、理由をあげたいと思います。
巣ごとの根絶をしたかったため
やはり、シロアリを根絶したいという希望がありました。
もし今回建物の床下等に実際被害があり、かつ現在進行形でシロアリがウジャウジャ目視できた場合は、“バリア工法(薬剤散布)”も合わせて両方実施していたと思います。
バリア工法については以下記事をご参照ください↓

もちろんバリア工法でもその後の予防効果はありますが、それは薬剤散布した床下への侵入を防ぐということで、地下の巣ごと破壊できないということがどうしても引っかりました。
施工後5年間の保証がきくため
バリア工法の場合、1階床下すべてに薬剤を散布しないと5年間の保証書がもらえないとのことでした。
ちなみに保証の条件とは、施工後5年の間に万一、シロアリの再発や浸食被害が起きた場合は、何度でも無償にて駆除施工、被害箇所の補修工事を受けられるという条件です(工事費に上限があったり業者にごとに内容の違いはありますが)。
アジェンダ施工の場合、基本は外周のみの施工にもかかわらず、施工後5年間の保証書がもらえるというのが魅力でした。
入居者への影響が少ないため
今回のアパートでバリア工法を実施するには新たに点検口を設けなければ床下へへ潜ることはできませんでした。
空室の部屋ならいいのですが、入居中の部屋におじゃまして、点検口取り付け工事、床下での薬剤散布、しかもシロアリ駆除を理由に、というものは少々リスクに感じました。
薬剤によるシックハウスの心配がいらない
現在ではシロアリ対策協会が認定する薬剤であれば問題ないとされています。
ただ色々な意見もありますので、どうしてもという時以外は使用しないに越したことはないかと思った次第です。
アジェンダ施工で使用される薬剤(アジェンダSC、アジェンダMC)も当然、日本しろあり対策協会の認定薬剤であり、水にもほとんど溶けず、土壌粒子への吸着力に優れていて雨風などで流出することがないのだそう。
前回の記事の通り、薬の効果はシロアリを通じで次々と伝播していく(ドミノ効果)のですが薬剤に接触したシロアリは脱皮することができなくなって死んでしまうらしいので、脱皮しない人間や犬、猫には害がありません。
定期点検などのランニングがかからないため
ベイト工法(外周への毒エサ設置)とも迷ったのですが、保証期間内にも、定期点検やエサの補充等があり、ランニングを考えるとコストが高くつくのと、正直わずらわしさを感じてしまいました(当然自分でやるわけではないのですが)。
ベイト工法はこちらを参照↓

実際のアジェンダ施工の様子
それでは実際の施工の様子を写真でお伝えしたいと思います。
薬剤注入箇所の選定例
1階玄関側

例えばここは1階の玄関前共用通路部分と駐輪場の堺部分です。
繋ぎ目部分の左側が玄関側、右側が駐輪場側です。
当物件は築古なので建築当時の図面が残っておりません。
玄関側には水道管やガス管が埋設されている可能性があったため、少し建物から離れたこの繋ぎ目部分を利用して薬剤を注入します。
また、その他にも繋ぎ目を利用することでドリル開口部分目立たなくなります。
とは言ってもドリルの開口は小さい穴(直径3~5mm程度)であり薬剤注入後はパテのようなもので開口部分はふさぐので殆ど目立ちません。
このように埋設物がありそうなところで穴を開ける場合は、建物から少し離れた箇所に薬剤を注入します。
その代わり、その分薬剤を多めに注入します。
1階テラス側

こちら側は、埋設配管の心配はいらなかったのでできるだけ建物近く(物干し竿が落ちている溝部分)にドリルで穴を開け薬剤を注入します。
ちなみに、この物干し竿と段ボール(段ボールはシロアリ誘発物)、ゴミ類は入居者さんに言って撤去いただきました。
ウッドフェンス直下
本来は、先程のテラス箇所だけでいいのですが、ここはシロアリ発見箇所であるほか、この古いウッドフェンスはシロアリ誘発物であることは間違いないのでフェンス直下の土部分にも薬剤を注入します。
早く撤去してアルミ製に更新したいところです・・・

ドリルでの穴あけ後

2箇所ドリルで穴を開けてあるの分かりますかね?
ここも、建物基礎部分とアスファルト部分との境目を利用しておりますが、穴といってもこの程度ですので見た目はほとんど気にしなくていい程です。
薬剤注入状況

ウッドフェンス直下の土にも穴を開け、薬剤を注入しました。
薬剤注入後の状況
外周部(コンクリート)

ウッドフェンス直下

地中だけでなくウッドフェンス自体にも大量に散布いただきました。
アジェンダ施工の費用について
施工費用の方は以下になります。
外周 34.58[m] × 8,000円(1mあたりの単価)
=276,640円(税別)
ただ、今回 テラス側はウッドフェンス直下を含め2重にやってもらったり、通常よりたっぷり注入してもらったところもあったりします。
保証期間5年間なので1年あたり、55,328円(税別)の計算です。
保証期間が5年間、言い換えると薬剤有効期間が5年間ということなので、おそらく薬剤の効能はプラス2~3年はいけるかなぁって勝手に思ってます。
仮に8年で再計算してみると、1年あたり34,580円(税別)です。
また業者さんいわく、将来保証期間が過ぎたあと再度ご用命いただける場合は割引価格にて、、、みたいなこと言ってたのでもう少し安くなるかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
一度シロアリ被害にあってしまい、以降”予防目的”で物件状態を維持したい、さらに1階床下すべてに薬剤散布をするのが難しい集合住宅などには、この”外周施工(アジェンダ施工)”は非常におすすめの工法だと思います。
だだしアジェンダ施工はシロアリ駆除業者が取り扱っているかどうかが不明(ホームページでも特に紹介されていない場合が多い)なため、まずは業者に取り扱いがあるかどうか聞いてみるといいでしょう。
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