【不動産投資】都内23区はNG?初期に買ってはいけない理由と勝てる戦略

不動産投資を始める際、収益性と安定性のどちらを取るべきか、エリア選びで悩む方は非常に多いです。

例えば、

  • 賃貸需要が最強の東京23区を狙うべきでは?
  • 都内の物件は魅力的だけど、利回りが低すぎて利益が出るのか不安・・・
  • 結局、初心者はどのエリアから攻めるのが正解なの?

そんな疑問や不安にお答えします。

この記事では、不動産投資の初期段階で都内23区を避けるべき明確な理由と、将来的に都内物件を安全に攻略するための戦略を解説します。

この記事を読むことで、限られた自己資金から最短でキャッシュフロー(CF)を最大化させるエリア選びのロードマップが分かります。

筆者プロフィール

 2017年から不動産投資を開始。築古一棟物などを中心に累計3億円の投資実績を持つ現役の不動産投資家。現在はマイクロ法人も運営中。実践から得た「本当にCFが残るリアルな投資戦略」をお届けします。

目次

なぜ投資初期段階で「都内23区」を狙ってはいけないのか?

結論から言うと、都内23区は売り出し価格が高すぎて、利回りが低すぎるからです。現在の都内物件の価格はちょっと異常と言ってもいいくらい、他のエリアとの差があり過ぎます。

不動産投資の初期ステージにおける王道は、「できるだけ自己資金を使わず(フルローンで)、より多くのキャッシュフロー(CF・手元に残る現金)を積み上げる」ことです。特に、短期間でのFIREや独立を目指す場合、毎月確実に残る現金は事業を継続・拡大するための命綱になります。

いくら「入居付けが楽だから」「空室リスクが低いから」といって、初期のころに都内のような超低利回りの物件をフルローンで購入してしまうとどうなるでしょうか。

毎月の家賃収入のほとんどが銀行への返済と経費で消えてしまい、手元には驚くほどCFが残りません。これでは、いつまで経っても次の物件を買う資金が貯まらず、サラリーマンを辞めるという目標からも遠ざかってしまいます。

そのため、短期間での脱サラを目指す初期段階の戦略としては、都内23区の物件はあまり向いていないのです。

都内物件に投資していい「最適なタイミング」とは?

では、都内物件は一生買わない方がいいのかというと、決してそんなことはありません。入居付けや将来の資産価値を考えれば、23区内が非常に魅力的で、喉から手が出るほど欲しいエリアであることは間違いありません。

都内物件への投資に踏み切るべき最適なタイミングは、「将来的にCFが十分に積み上がり、手元に現金(自己資金)をたくさん蓄えられたとき」です。

投資の初期・拡大期は、地方や郊外のバランスの良い物件(一都三県など)で効率よく現金を増やしていく。そして、十分な資産基盤ができた「中期〜成熟期」のタイミングで都内を狙うのがベストなロードマップです。

すでに他で安定したキャッシュフローの土台がある状態なら、都内物件の利回りの低さをカバーできますし、投資全体のポートフォリオを「攻め(高利回り・地方)」から「守り(資産性・都内)」へと安全にシフトしていくことができます。

安全に都内物件を攻略するための融資・購入戦略

将来、十分に現金を蓄えた状態で都内物件を狙う際は、初期のころとは全く異なる「安全第一の購入戦略」をとる必要があります。具体的には、以下の2つの条件を揃えて購入します。

  • できるだけ低金利の条件で融資を受ける
  • 潤沢な頭金(自己資金)をしっかりと投入する

利回りが低い物件であっても、銀行から圧倒的な低金利を引き出し、さらに頭金を多めに入れることで、毎月の返済比率(総収入に占める返済額の割合)を劇的に下げることができます。

返済の負担を極限まで軽くして「安全に運用できる状態」を作ってしまえば、もともと賃貸需要が日本一安定している都内物件です。

空室期間が長引く心配もほとんどなく、長期にわたって確実な利益を生み出し続ける「超優良な守りの資産」へと変貌します。特に「空室がどうしても気になる」という人にとっては、これ以上ない理想の投資先になるはずです。

だからこそ、わたくし自身も都内物件は今無理に狙うのではなく、「将来の目標」という位置づけにしています。

まとめ

✓初期段階

短期FIREを目指すなら、都内23区は利回りが低すぎて不向き。まずはフルローンでCFを稼げるエリアを選ぶのが王道。

✓最適なタイミング

他の物件で十分に現金が積み上がり、資産基盤ができてから都内を検討する。

将来の戦

低金利融資と多めの頭金(自己資金)を組み合わせることで、都内の高い賃貸需要を最大限に活かした「安全な守りの投資」が実現する。

抜群の安定度を誇る都内物件は、初期に無理して買うものではなく、しっかり実力をつけてから「最後に確実に仕留める目標」として捉えるのが、不動産投資で失敗しないための必勝パターンです。

最後にちょっと一言

では、十分な現金が積み上がり資産基盤ができたら、多額の自己資金を投入してまで都内の優良物件を購入することが本当に最適解なのか?という疑問も出てきます。

数千万円~億クラスの資金があるのであれば、手出しもなく、借入もなく、流動性に富み、さらに直近10年の年間平均リターンが優に10%を超えるインデックス投資の方がいいのでは?という思いも生じるかもしれません。

もちろん、不動産に強い情熱があるのなら購入でもOKです。いずれにせよ、十分な資産が積み上がるということは、それだけ選択肢を増やしてくれる、ということなのです。

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